ダンス愛好家のための足の問題解決策|欧米流・足と靴のよろずや
みちょぱとノブコブ吉村が初めてオーダーメイド革靴の計測を体験。3Dスキャナーでの計測詳細をお届けします。
この動画はマブマブTVの提供です。© 2022 マブマブTV
みちょぱとノブコブ吉村がオーダーメイドゴルフシューズを受け取り、そのデザインと履き心地を紹介。
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ダンスを行う際に問題となる足のトラブル5選|ダンサーのための足ケアと靴
- 足底筋膜炎
- 外反母趾
- 母趾球部痛
- アキレス腱炎
- ストレス骨折
*上記5つの「ダンスを行う際に問題となる足のトラブル」は後半に詳細を説明しています。
”足底筋膜炎で苦しんでいた私が、美しい歩行を取り戻した”と言ったお話です。
ダンスはその華やかさと情熱で知られていますが、ダンサーが直面する足の問題はその美しいパフォーマンスの裏でしばしば見過ごされがちです。特に、足底筋膜炎、外反母趾、母趾球部痛、アキレス腱炎、ストレス骨折といった足のトラブルは、ダンスの練習やパフォーマンスにおいてダンサーの動きを制限し、長期的な不快感を引き起こす原因となります。
これらの問題は、ダンス特有の動きやダンスパフォーマンスによる過度の足への圧力が原因であることが多く、効果的な足のケアが必要不可欠です。そこで、銀座大賀靴工房では、フラダンス愛好家を対象に、彼らの足の健康を支えるための総合的なソリューションを提供しています。
フラダンスの練習に情熱を注ぐ女性のお話|ダンサーのための足ケアと靴
フラダンスの練習に情熱を注ぐ女性、レイラは練習後の足の痛みに悩まされています。彼女は銀座大賀靴工房を訪れ、店員の渡邉、足と靴の専門家である義肢装具士・マスタークラフツマン、そして理学療法士の方々からアドバイスをもらいます。彼らの専門知識を結集させ、彼女の足の問題に対する解決策と健康とパフォーマンス戦略を提供します。
ある晴れた日、レイラが銀座大賀靴工房にやって来ました。フラダンスの練習後の足の痛みに悩まされており、彼女は解決策を探しています。店員の渡邉が彼女を迎え、彼女の足の状態を詳しく聞き出します。
フラダンスの練習が終わると足がとても痛いんです。特に足の裏の足底筋膜炎がひどくて、どうしたらいいかわからないのです。また、外反母趾もあり時々母趾の付け根が痛くなります。
なるほど、裸足でのダンスは足に大きな負担がかかりますね。足が靴の中で滑ることで不自然な力が加わり、外反母趾を悪化させる原因にもなります。こちらでしっかりとした分析を行いましょう。
そうですか。どのような分析をするんですか?
渡邉は次に、銀座大賀靴工房の特別なサービスであるオーダーメイド靴の製作プロセスを紹介しました。 さらに、彼女はお客様の足に深く共感し、その解決のために足と靴の専門家チームを紹介しました。このチームには、足と靴に精通したの義肢装具士・マスタークラフツマンと経験豊富な理学療法士が含まれています。
当店では最新のCADCAMシステムを使って、足と靴の軸が完璧に一致するようオーダーメイドの靴を製作します。まずは3Dスキャナで足の計測をして、正確なデータを取得しますよ。
靴が合わないことがどれだけ足に影響を与えるか、具体的に知りたいです。
もちろんです。3Dスキャンで取得したデータを基に、足と靴のズレをなくし、足への圧力を均等に分散させる設計を行います。これにより、外反母趾やその他の足のトラブルを予防し、改善へと導くことができます。
それは素晴らしいですね!でも、オーダーメイドは高額になりそうで、少し不安です。
オーダーメイドは初期投資は必要ですが、長期的に見れば足の健康を維持し、痛みから解放されるための最良の選択となります。また、当店ではダンスシューズの種類にもよりますが特別なインソールもご提案できますので、もし練習中にシューズが必要であればご相談下さい。
それなら試してみたいです。どれくらいの期間で完成するんですか?
通常、詳細な分析と製作には数週間を要しますが、納期については具体的なスケジュールをお伝えできます。完成後は、あなたの足に完璧にフィットする靴をお届けできるはずです。
渡邉さん、ありがとうございます。これでまたフラダンスが楽しめそうです。安心してオーダーできますね。
いえいえ、こちらこそご相談いただきありがとうございます。あなたのフラダンスがより美しく快適になるお手伝いができて嬉しいです。何かご不明な点があれば、いつでもお声がけくださいね。
はい、ありがとうございました。新しい靴で新たなステップを踏み出すのが待ち遠しいです!
渡邉はその後、彼女のデータを基に理学療法士と義肢装具士・マスタークラフツマンに相談し、練習中と練習外での両方における足の問題に対処するための包括的なケアを提供しました。
フラダンスでよく使われる筋肉には特別な配慮が必要です。朝と夜の2回のストレッチとカスタムメイドのインソールが、足底筋膜炎を含む様々な問題の予防に役立ちます。また、ハイスピードカメラでの歩行分析を通じて、レイラさんの左足のふくらはぎの張りが右足よりも顕著であることが確認されました。このような左右差は歩行パターンにも影響を与え、非対称の歩行が見られます。これは長期的に見ると様々な身体の不調を引き起こす可能性があります。
そこで、私たちはこの歩行パターンの差を減少させるよう、特に靴とインソールの設計に工夫を凝らします。具体的には、左足にはよりサポート力の高いインソールを使用し、足のアーチを適切にサポートして、ふくらはぎの張りを和らげることを目指します。このアプローチにより、お客様の歩行がより均一でバランスの取れたものになり、日常生活における快適さと健康の向上をサポートします。
*「フラダンスを行う際に使用される足の筋肉」は後半に詳細を掲載しています|ダンサーのための足ケアと靴
足底筋膜炎の場合、どの部分が痛いかを正確に特定することが非常に重要です。そのため、当工房では透明なシューズをお履きいただき、ハイスピードカメラでお客様の足の動きを詳細に撮影します。この撮影では、特に踵が地面に触れる瞬間、足全体が床に完全に接地している瞬間、そして足の指先で踏み切る瞬間の動きを細かく分析します。
これらのデータを基に、マイラストを作製し、完璧にお客様の足にフィットする靴を作り出します。これが、銀座大賀靴工房の提供する、他にはないデジタル分析を駆使したマイラスト作成サービスの醍醐味です。お客様の足を完全に理解し、最適なサポートを提供する靴を作り上げることで、足の痛みを和らげ、快適な歩行を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
銀座大賀靴工房の特別なケア|ダンサーのための足ケアと靴
レイラのオーダーメイドの靴は、足にかかる圧力を正しく分散させるために設計しています。ハイブリットインソールは、足底筋群をサポートし、足のアーチを適切に維持します。また、この靴は日常生活での使用にも最適で、フラダンスの練習後のリカバリーを助け、次の練習やパフォーマンスに向けて足を整える役割を果たします。
練習以外での対策
レイラのフラダンス以外の時間での足のコンディショニングをサポートするために、銀座大賀靴工房のオーダーメイドの靴とハイブリットインソールを使用するプログラムを紹介しました。これにより、日常生活での足のケアが強化され、痛みの軽減が期待できます。
練習中の対応策
渡邉は痛みが続く場合に備えて、練習時はフラダンス練習時に使えるシューズに特別に設計されたオーダーメイドのインソールを使用することを提案します。今回は薄さと耐久性も考慮して3Dプリンターで製作したインソールを使用することにしました。これにより、練習中でも足への負担が軽減され、パフォーマンスの向上が期待できます。
銀座大賀靴工房では、ダンス愛好家のために、練習中と練習外での両方における足の問題に対処するための包括的なケアを提供します。当工房の足と靴の専門家が行う歩行分析と3Dスキャンからの分析は精密なデジタルデータを活用しており、お客様一人一人の左右の足の状態を詳細に評価します。これに基づき、練習時には動きやすさを保ちつつ足をサポートするオーダーメイドのインソール、練習外での日常使用には足の状態を健康に保つためのオーダーメイドの靴やインソールをご提案します。私たちの目標は、あなたがどの状況でも最適なサポートを受けられるようにすることです。
ダンスを行う際に問題となる足のトラブル5選の詳細
足のトラブルには以下の5つがあります。それぞれの足の状態を簡潔に説明します。
- 足底筋膜炎(そくていきんまくえん):足の裏、特にかかと近くの筋膜(足を支える繊維の層)が炎症を起こす症状です。激しい運動や長時間の立ち仕事後に、足の裏に鋭い痛みが現れることが特徴です。
- 外反母趾(がいはんぼし):足の親指が他の指に向かって曲がり、その基部の関節が外側に突き出る状態です。靴の圧迫や不適切な足の使い方が原因で、痛みや歩きにくさが生じます。
- 母趾球部痛(ぼしきゅうぶつう):足の親指の付け根、足の球部に痛みが発生する状態です。過度の圧力や反復する衝撃が原因で、歩行時に不快感や痛みが生じます。
- アキレス腱炎(アキレスけんえん):アキレス腱(かかとの後ろの腱)が過度の使用により炎症を起こす症状です。腫れや痛みを伴い、歩行や走行が困難になることがあります。
- ストレス骨折:骨に反復する圧力や衝撃が加わることで、小さな亀裂が入る骨折です。特にランニングなどの運動後に足や脚に痛みが現れ、無視すると悪化することがあります。
これらのトラブルはダンスのような足を多用するダンスを行う際には特に注意が必要です。適切なウォーミングアップ、ストレッチ、適切なフットウェアの使用が予防につながります。
ダンスを行う際に使用される足の筋肉|ダンサーのための足ケアと靴
理学療法士からのメッセージ
ダンスを行う際に使用される足の筋肉は多岐にわたり、特に以下の筋肉がよく使われます。特によく使われる筋肉を中心に、それぞれがどのように使用されるかを解説します。
下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)
ふくらはぎの筋肉です。
役割: 足首を下げる動作(足首の屈曲)をサポートすることです。例えば、つま先立ちをするときにこれらの筋肉が活躍します。
ダンスでの使用: ダンス中に足首と足のアーチをしっかりと支えることで、柔らかくスムーズなステップや動きを可能にします。つまり、踊りながら足を前後にスムーズに動かしたり、優雅に体重を移動させたりするためには、ふくらはぎの筋肉がしっかりと機能する必要があります。これにより、ダンサーは安定して美しいダンスを披露できるわけです。
前脛骨筋
足の甲の部分にある筋肉
役割: 足を持ち上げる動き(背屈)や足を外側に向ける(外反)動きを支えます。フラダンスでは、この筋肉が足を前に出すときに特に重要になります。
ダンスでの使用: ダンス中に一歩一歩足を前に出す際に、この筋肉が足を安定させ、スムーズな動きを助けるため、ダンスがより流れるように見えます。
長趾屈筋と短趾屈筋
役割: それぞれ足の指を曲げる役割と身体のバランスをとる役割を持っています。
ダンスでの使用: 足の指を使って地面をしっかりと捉え、バランスを取ることが多いため、これらの筋肉が頻繁に使われます。ダンサーがステップを踏む際に地面をしっかりと押さえ、安定した動作を支援することで、優雅で安定したダンスパフォーマンスが可能になります。
足底筋群
足の裏に位置する一連の筋肉
役割: 足のアーチを形成し、支える役割を持っています。これらの筋肉は、歩行や立ち姿勢の際に体重を効果的に支え、衝撃を吸収することで、足と全身への負担を軽減します。
ダンスでの使用: ダンサーは足底筋群を積極的に使用します。ダンスは長時間にわたり行われることが多く、踊り手はしばしば地面との連続的な接触を経験します。このような状況下で、足底筋群は足のアーチを維持するために重要な役割を果たし、柔軟で流れるようなダンスの動きをサポートします。足のアーチがしっかりしていると、バランスが取りやすくなり、美しいダンスパフォーマンスが可能になります。
このように、足底筋群はダンスを安全かつ効果的に行うために不可欠な部分であり、ダンサーのパフォーマンスに大きく寄与しています。
これらの筋肉は、ダンスを行う際に非常に重要であり、特に長時間の練習やパフォーマンスにおいては長時間使われることがあります。ウォームアップとクールダウン、定期的なストレッチが非常に重要です。これにより、筋肉の柔軟性と耐久力が向上し、怪我のリスクを軽減することができます。
お問い合わせ・予約(ダンサーのための足ケアと靴)
あなたも銀座大賀靴工房の足と靴の専門チームによる、完全オーダーメイドのシューズで、新しい歩き方を体験しませんか?ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
銀座大賀靴工房では、お客様の足の悩みや靴に関する疑問を解消するために、メールでの相談を無料で受け付けております。専門のスタッフが、あなたの質問に個別に対応します。ぜひこの機会に、気軽にご相談ください。
外反母趾に悩む方へ、銀座大賀靴工房では、個々の足の形状に合わせたオーダーメイド靴をご提供しています。特別な足のニーズに応じて、精密に設計された靴は、痛みを軽減し、歩行を快適にします。外反母趾でお困りの方に最適なソリューションを、私たちと一緒に見つけましょう。
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TEL 03-6254-5410お店の詳細
当店はオーダーメイド靴店でございます。
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銀座本店はオーダーメイド靴店です。
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名称:銀座大賀靴工房住所:銀座本店 〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目9番15号 銀座ミノリビル 3階 TEL 03-6254-5410 FAX 03-3573-3231 シューフィッター:渡邉久美子 業務内容:フルオーダーメード靴の製造販売 |
銀座大賀靴工房は、日本で唯一のプロ集団が提供する靴のカスタマイズサービスです。理学療法士、靴職人、義肢装具士のチームが、あなたの足の形状や歩き方、ライフスタイルに合わせた理想の一足を創り出します。
投稿者プロフィール
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私の名前は、株式会社バンキフの秦 康司と申します。私の「足と靴」のキャリアは日本にて1998年に「義肢装具士」の国家免許を取得したことから始まりました。その後、同年には新たな挑戦として、イギリスのロンドンにあるコードウェイナーズカレッジで高等製靴技術を学びました。ここで私は靴のデザインと製靴の基礎を学びながら、国際的な視点からの靴作りと病院や施設での研修を通じて「足と靴」の基礎を学ぶ貴重な経験を積みました。
学びの場を広げるために、2000年にはドイツの整形外科靴会社で臨床と技術研修を受けました。大学を卒業時には、製靴技術の上級国家資格とギルドオフマスタークラフツメンの認定を獲得しました。これらの経験は私に「足と靴」の更なる深い知識と技術をもたらしました。
さらに専門知識を深めるため、アメリカのニューヨーク足医科大学でペドーシストコースを修了し、「足と靴」に関する専門家としての地位を確固たるものにしました。2001年にはカナダのスティーンウィック社で最新のCAD/CAM技術と整形外科靴技術の研修を受け、この技術が私の足を基本とした製靴へのアプローチに革命をもたらしました。
私の日本での経歴は、2001年に株式会社冨金原義肢に入社したことで新たな章を迎え、2006年には私自身のビジョンを形にするため株式会社バンキフを設立しました。その後「歩行」についてアメリカ、ドイツ、フランスでの学びを経て、京都の店舗にて最先端の歩行分析技術を用いた健康支援サービスを提供しています。バンキフでは海外からの最新メソッドを活用した商品が多くあり、スポーツ選手からの信頼も厚く、特にスポーツにおける足の制御も専門としています。多くのトップアスリートが我々の設計したインソールを愛用し、そのパフォーマンス向上に貢献しています。これら全ての経験が私の専門性を形作り、日々新たな靴作りの可能性を追求し続けています。